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にこののんびり雑記帳と斜めな本棚
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小さい雨は、英語のHello
宝物だった、ビー玉
ピカソ


『ギミーヘブン』

小説から入った作品。共感覚というものに興味を持ったため。
小説版読んだときの感想は・・・。映画のための本だな、と。これは映画で見たほうが良いんだろうな、と。題材が題材だから、映像があったほうがよくわかるだろうし、そして綺麗なんだろうなと。小説としては少し物足りなかったです・・・。

映像美、期待しながら、映画見ました。

・・・あんまり共感覚のこと、出てこなかった(;△;)
残念。もっと詳しく共感覚について取り上げられるのかと思ってた。(いや、でもそう言えば小説のほうでもあんまり共感覚については触れられて無かったっけ・・・)
最後のガーベラがあって良かった。あれは綺麗でした。花が降って来るって凄く幻想的。
出来れば、小さい雨も見たかった。むしろ、小さい雨が見たかった。
英語のハロー。
すごく可愛い。小さい雨っていう言い方も。
ハローが沢山降って来る。お洒落な言い方だなぁと思いました。

安藤君はとても健気でした。一所懸命にマリを守ろうとして。そして死んでしまいました。
松田君は当にピカソでした。マリを愛してしまった。そして彼もまた死んでしまいました。

松田君は、ああいう少し病的な、神秘的な役が良く似合う。
僕は死から蘇ったのです
というような、台詞があったかと思われるのですが。松田君ならあり得るなと。
そう思い込ませる説得力が、彼の雰囲気にはあるのだなぁと。

つまり、私は、松田龍平くんと安藤政信くんが、好きなのです。
結局そういうことなのです。

でもしかし、『46億年の恋』はもう一度見たいと思うけれど、『ギミーヘブン』はこれで満足なのです。
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青春とはハッタリである
退屈なやつらに、俺たちの笑い声ば聞かせてやるったい!
便所掃除ばしろさー
バリ封する。  バリ風?


映画『69』

これは、原作から入った作品。
浪人中に、読みましたとも。村上龍さん。確か、コレがはじめましての村上龍作品。
もう内容ほぼ忘れてたけど、「想像力が権力を奪う」ってフレーズだけは覚えてた。
結構なインパクトだったのでしょう。

・・・オチって原作もあんなだったんだっけ?
あ、そうだったの?ってかんじのオチですね。でも、まぁ許せます。見てて楽しかったし。アダマ好きだし。加瀬くん良かったし。

妻夫木君、安藤君主演で豪華だとは思っていたけれど、そのほかのキャストの方々も曲者ぞろいでとても面白かった。
加瀬くん出てるとは思わなかったので、嬉しいサプライズ。この人も、なんだかいろんな作品にチョコチョコ出ている。。。チョイ役なんだけれども、印象に残る。きっと、意外なところで登場するからなんだろう。今回の『69』でも出ている時間はそんなに長くは無いはずなのに、ちゃんと記憶に残る。ある種才能。

そして、何よりも格好良かったのが、ケンの両親。確か柴田恭平さんが父親だったと思うんだけれど、カッコイイ。笑顔でごはんを勧めるお母さんも◎。ああいう家族は素敵だなあ。だからこそケンもノビノビとバリ封とかやっちゃったのだろう(^^;)そして、それをむやみやたらに怒らない。だからこそケンも素直に泣く。
ちゃんと自分が納得できる信念を持っていて、他人にどういわれようと自分が正しいと思ったことを貫き通すー。
なんだか、文章で書くとありきたりなのですが。柴田さんはこれを正に実行していました。すごく上手に、自然に、こういうお父さんになっていました。いや、良かった。

レディ・ジェーン役の女の子もベッピンさんで驚いた。。。あんな子、同じ学校にいたら間違いなく男子生徒は一度は彼女に惚れるだろうな。

青春映画。見ていてスッキリする。まぁオチがオチだからなんとも言えないけれど、それもまたアリで。
個人的にアダマが大ヒット。結果オーライなり。

本物とか贋物とか、どっちでもいいの
キンジローと兄弟になるのかぁ
息を吸ってー吸ってー吸ってー、止めてドン!
気持ち悪いけどかっこいいよ!


『パビリオン山椒魚』

ずっと見たかった作品。
なんつーか・・・オダギリジョーはじけてる!ってかんじですな。

物語が理解できたとか意味不明だとか、どっちでもいいの
飛島芳一は気持ち悪いけどかっこいいの
はい、どーん!

こんな感じです。
オダギリジョーがレントゲン技師って感じがしないのがイイ。
というか、ここ最近見たオダジョの映画の中で、一番可愛いと思う。
あの、爆発した髪型が可愛い。何故あんな髪型が似合ってしまうのか・・・
そして、確かにキモカッコイイ。
気持ち悪いとカッコイイは、普通は一緒には使えないだろ。あまりにも相反する言葉のはずなのに。
しかし確かに気持ち悪いけどカッコイイのだ。
オダギリジョーがやるとただの気持ち悪い男に、かっこよさも付け加えられてしまうのだ
壊れっぷりがとてつもなく素敵。
物語の大半は理解できていないが、そんなことはどうでもよろし。
あんな、ぶっ飛んだ役も、すんなりと違和感無く演じることの出来るオダギリジョーの幅の広さに感動です。

個人的には、高田純二と鍋つついてるところが好き。
この2ショットって!ありえないでしょー。いやー今後、二度と見れないといっても過言ではないはず。
しかも、二人してかなりいい加減すぎて笑える。
高田さんの場合は、なんだかもう演技というより素でいい加減な感じがフツフツと伝わってきて(笑)
そして、そんな最強のいい加減男と同等な(いや、むしろ上回ってる)いい加減さを見せる天才レントゲン技士、飛島芳一。
もう、ほんと、このシーンは一見の価値あり

そして、たばこ4本一気吸い!いやー4本吸ってても豪快でカッコイイ。
話が進むにつれて2本3本・・・とタバコの数が増えてゆく・・・
どこまで行くのかなと、思ってたけど4本までだったね。
ぶっとんでるなー

オダギリジョーの演技の幅の広さに驚く作品。
旬な小栗君に魅せられて・・・というか、もうアーデンの森から抜け出せず、我慢できずに小栗君のDVDを借りてきてしまいました。

『ウォーターズ』

ホストな旬君でした。短髪、茶髪でピエロでした。

これも素敵だったのだけど。。。
未だアーデンの森から抜け出せずにいた私にとっては、イメージが違いすぎる・・・
と、途中で見るのを断念しました。だって、オーランドーは黒髪、長髪、タキシード・・・ぎゃぁ!やられる・・・!

それはそうと、映画再開。

このお話は・・・フレアバーディングの場面がかっこよすぎる!
7人のドアーホ達がかっこよすぎる!
ドアーホなのに素敵ドアーホ!

もう、あのフレアバーディングが見れただけでも、大満足です。
こんなトコあったら行ってみたいよ。

そして、何気にシャンパンタワーで踊り狂っている7人の場面も大好きだ
あのはっちゃけっぷり!キサラギのエンディングと多少かぶる!
しかし、ドアーホたちのほうが若さが溢れている・・・かな、多少。
旬君自身もウォーターズのときのほうが若いしね。

7人、騙され過ぎだね・・・騙され続けたのに最後、めっちゃ爽やかだー!それがまたイイ!
コレ見て思ったのだけれど、旬君、恋愛モノもいいけど、
個人的には仲間とギャーギャー騒ぐ系の役が好きだなぁ。
テンションやたら高い感じが好きだなあ。

フレアバーディング、最後滑り込むトコが素敵でした。あとウィンク♪
『リリイ・シュシュのすべて』


酔った。ホームビデオのような映像に。そして、ストーリーに。
見終わって暫く、頭が痛くて立てなかった。

岩井さんの映画だな

ストーリーはもの凄く、暗い。ダークで、問題だらけ。
『花とアリス』で岩井さんと出逢った私は、この内容の違いに、驚愕。現実以上のリアル。
でも。
映像の美しさは、やはり岩井さん独特のものでした。あと、音楽も。ドビュッシーっていいな。

蒼井優ちゃんは、やっぱりとてもいい。泣いた。
そして、もう一つ、泣いたのは、忍成修吾くんが叫ぶところ。
決して彼に同情していたわけでは無いのだけれども。
むしろ、嫌悪感すら抱いていたのにもかかわらず。
泣いた
彼の演技に泣いたのかも。
あの場面を見るだけで。
何か分からない涙が溢れる。

ま、ほんと、落ちる映画ですね(^^;)困ったことに。

気分を変えて。
映画始まってすぐに驚いたことは、マー君が出ていたこと!花とアリスの宮本先輩!
幼い!そしていじめっ子か!
キャラが違いすぎて、どう受け止めればいいものか、迷いました。。。

それにしても、花とアリスの片鱗を沢山見たような気がします
発表された順序としては、リリイシュシュのほうが先だから、ちょっと語弊というか、違うのかもしれないが。
やはり、私にとって印象深いのは『花とアリス』なので。
花とアリスの一歩手前の世界を覗けたことが、とても嬉しいのです。
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