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にこののんびり雑記帳と斜めな本棚
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あなたの心です。

ただの覚書。

クワイエットルームにようこそ
ニライカナイからの手紙
亀は意外と速く泳ぐ
虹の女神
夢十夜
乱歩地獄
アヒルと鴨のコインロッカー
シザーハンズ
カリオストロの城
美女と野獣
包帯クラブ
彩恋
ハチミツとクローバー
46億年の恋
魔女の宅急便
風の谷のナウシカ
天空の城ラピュタ
フロムヘル
蒼井優×4つの嘘 カムフラージュ
鹿男あをによし
インザプール
恋の門
めがね
腑抜けども、悲しみの愛を見せろ
人間風車 2000年版
ロミオとジュリエット(蜷川幸雄・舞台)
人のセックスを笑うな
百万円と苦虫女
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あたしのこと、覚えていますか?

時間は、はっきりとした悪意を持って
僕の上をゆっくりと流れていった。

出すあてのないメールを打つ癖が出来たのは
いつからだろう?

知ってる?
桜の花のおちるスピード


『秒速5センチメートル』より


友達に「君が好きそうなお話だから、見て」と薦められて,アニメ。
確かに、好きだった。私の好きそうなお話だった。
私のことよく分かってらっしゃる。

アニメというより、小説っぽい映画だなというのが感想。
男の子の台詞とか、考えてることとか、まるで小説読んでるみたいだった。

しかも、背景がやたら綺麗。
星空、桜、吹雪。
写真のよう。
『鉄コン筋クリート』でも思ったことなのだけれど、
今のアニメというのはレベルが高い。

見終わった後は、とりあえず落ちる。
コレが脱力感というやつか。
アニメだったし当然のようにハッピーエンドを予想していたのだけれど。
見事に裏切られた。
切ないにも程がある。

3話、山崎まさよしさんの曲と映像が合致し過ぎていて
よく出来た映画だと感嘆。
あれは映像と曲の二つが揃って、やっと完成するのだろうなぁ。
結構速いペースでポンポンと場面が切り替わってしまうから
もったいない気もしたけど。綺麗な絵がしっかり見えない。
でもやっぱり、あれはああするのが一番しっくりくる。ような気がする。

二人は相手のことを想い続けてはいたのだろうけれど。
やっぱり少しずつ、変わっていって、ずれていって

もう交わらない。
もう二人一緒には、振り向かない。

男の子の方が、やっぱり、なかなかどうしてロマンチストなんだなぁ。
このアニメも現実も。

女はいつだって現実を見据える。

確かにあの男の子は可哀想だとは思ったけれど
感情移入は出来ないのだ。

わたしが女だからなのか。
はたまた冷たい人間だからなのか。
うふふ。



桜の木の下で結ばれ、桜の花びらの中で離れた。
桜の花は秒速5センチメートルで舞い、落ちた。
食わず嫌いは良くないわ


神の目には、まだ夫婦だ

神は盲目なのね


やっと当たった。好みはホットチョコ。

知ってたわ




『ショコラ』


ついに買ってしまったのであった。
念願のショコラ。
アマゾンで、1900円!もうコレは買えと言われているようなもの。

即買ったのである。

このジョニーデップ、恐ろしく素敵。
私が、ジョニーデップカッコイイと思ったのは、この作品に出逢ってからなのである。

今のところ、マイベストオブジョニーデップ!
輝かしい1位なのである。

最後の最後に、ジョニーデップが戻ってくるところもイイ。
そしてその時に、出すホットチョコ。
favorite

お話も、お洒落だし。会話も、お洒落。
チョコレートも美味しそうだし。
言うことなし。

アルマンドのような、おばあちゃんになりたいものだ。
風味絶佳の、山田詠美ちゃんの描くおばあちゃんに重なってしまうのだ。


閉鎖社会。
田舎というか、小さな町だと、やっぱりよそ者に対して警戒心が強い。
地域の人の結束が強いと言えば聞こえはいいけれど。
排他的で、規律の乱れを許さないと言ってしまえば、とても聞こえが悪い。

何事も、言いよう。言葉次第。

言葉を厳選して使う癖を、日頃から身につけよう。

それにしても、海外の恋愛映画って何でこんなに会話が美しいのか。
邦画で恋愛映画で会話が綺麗でロマンチックなのってなかなか出逢ったこと無い。
まぁ、映画に詳しいわけじゃないから偉そうな事は言えないけれど。

洋画の恋愛物語って、伊坂さんの本と似てる。
私、個人の意見だけれど。それくらい会話が充実してる。
やっぱりそれは、文化の違いなのか。
日本独特の恥の文化というか、以心伝心を信じているというか。
言わなくても解かるでしょ?という無言の訴え。
基本的に私を含めて、シャイな感じがするのだな、日本。
日本という国で、日本人を一括りにしてはイケナイとは思うのだけれど。

恋愛において、会話に重点を置いていないのかな

海外だと、話さなきゃ解からないし、みんな違うっていうことが当たり前だから。
だから、言葉に重点が置かれる。
その結果、恋愛における言葉は綺麗なものになる。

あぁ、なんだか解かった気がする。
私が何故、山田詠美さんの小説がすきなのか。
きっと、洋画に近いからなのかも。
言葉に重点を置いた、恋愛をしているからかも。

言葉がお洒落なのだ


ショコラから山田詠美さんに脱線

でも決してこの二つは遠くは無いはず。



カカオは人の心を溶かす

美味しいホットチョコレートを用意して。
そして恋をするのだ
乙一 『暗いところで待ち合わせ』

映画。
想像してたのよりずっと良かった。
田中麗奈ちゃんはお上手。

この本、乙一さんとの出会い本であり、乙一作品の中で一番のお気に入り。
映画化されると聞いてかなり不安だったけれども、ちゃんと見て良かった。

サスペンス的な要素も入っている作品だけれども
一番の見所はやはり、共同生活の過程でしょう。
原作を裏切らず、いい作品でありました。

シチューのシーンがやっぱりいいなぁ。
原作でも一番好きなシーン。
そして土鍋転落。
アキヒロくん、まじでよく取った。
あと、床にほっぽりだした野菜やら果物やら卵やらヨーグルトやら。何も言わずに静かに片付けてくれて、ほんと感謝。
ここら辺のシーンは何回見ても、何回読んでも落涙しそう。
何回見ても、何回読んでもニヤニヤ笑みがこぼれてしまう。

映画だと会話はほとんど無く、感情も表情から読み取るしかない。
でも小説だとミチルとアキヒロ、それぞれの目線で物語が進んでいくから
映画よりも感情があけっぴろげに表現されてる。
この所々で見受けられるあっけらかんとした感じが乙一っぽくて好きなのだ。
今置かれている状況に逆らわず、むしろ楽しんでるような感じ。

映画のほうが警戒心や緊張感といった張り詰めてる感が強い。
小説のほうは不器用さや可笑しさなど、可愛らしい感じが強い。
こんな印象を受けたのでした。

それにしても、若干ホラー入ってて驚いた。
井川遥さん、プラットホームから這い出てくる姿は
リングの貞子を彷彿とさせたよ。
本気で恐怖を感じたよ。
そして、貞子、一目散に逃げる。
恐怖の登場とは正反対な、間抜けな退場(^^;)
改札通るの避けて、ホームに隠れてたのは計画的で良かったのかもしれないけれど、
あの逃走ダッシュはなかなかのノープランだったね・・・。
かなり目立つような気がするよ。
とりあえず必死で逃げるしかなかったんだろうけれど。

・・・。困ったことに佐藤浩市さんが、響野にしか見えなかった・・・。
ギャングたちははまり役過ぎてたもの
泣くわよ、そりゃ。
こんなに人間が集まってるのに
こんなに孤独な場所、他に無いもの

かいかいかいかい~

おーい、おーい

『クワイエットルームにようこそ』

思った以上に重い映画。
そうか、松尾スズキという人は、こういう話も書くのか。
良かったです。日本の役者さんたちは、凄い。
そして、これだけの人たちを集めたこの映画は凄い。
松尾さん、凄い。

重かった~。予想以上に。
中盤まではブラックジョークというやつでしょうか・・・
かなり笑いどころ満載で、松尾さんっぽいなぁと思っていたのですが。
後半は、重い。この上なく。前半までは笑えただけに、この落差の激しさに驚き。
後半は、私は涙が止まりませんでした。静かに泣いてました。
とくに「おーいおーい」のところ。
あのときの蒼井優ちゃんの目が忘れられない
私にとって蒼井優という存在は、もう奇跡に近いのかもしれません。
なんだか、彼女のお芝居を見てるだけで涙が・・・(;△;)
なんなのでしょう、この感じは。
好きというより、何だかもう次元が違うのです。

前日に、鉄コン見てたのですが。とてもシロと同一人物とは思えない。
蒼井優ちゃん。
その役に馴染む声を見つけるのがとてもお上手な人だと思います。

そして、クドカンさん。役者としてのクドカンさんをちゃんと見たのは
これが初めてだと思うのだけれど、よかったです
なんていうか、てっちゃんでした・・・まさに。
うっとうしい、うっとうしいよ
切ない・・・後半は苦しすぎるなぁ。沢山盛り込まれすぎてて、見ていて悲しくなりました。

予想以上に色々なことを考えてしまう映画でした。
私にとっては新たな松尾スズキさんとの出会い。

「一年以内に捨てないと、爆発する」

「生きるって重いことよ」

そう。生きるってどういうことなんだろう。
普通って、正常って、どういうことなんだろう。
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にこ=大学生+ココナッツ+本+ケーキ+バイト+ハーゲンダッツのキャラメル+音楽+友達+コンタクト+理解不能な学校の課題たち

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